2020.01.24

きぐるみの製作について

日常ブログ

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こんばんは。

 

妙に暖かい日が続く今日この頃。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 

今日はフォーカスが手掛ける、着ぐるみの製作について。

われらがフォーカスでは、大きく分けて2つのセクションに分かれています。

 

 

1つは子供向けイベントのツールをレンタルや運営をする部門。

詳しくはこちら https://focususagi.com/

 

2つ目は着ぐるみのオーダーメイド製作や、フォーカスオリジナルの着ぐるみのレンタル業務。

今見てもらってるHPがその部門になります。

 

 

そのうちレンタル業務はまたの機会にするとして、本日はオーダーメイド製作について。

まあ、一昔前なら色々と説明もしなければなりませんでしたが、最近はきぐるみやゆるキャラっていうだけで、なんとなく説明ついてしまいますよね。

いろんなキャラクターを、イラストやイメージ画像から、立体にする仕事。

 

 

文字にするとあっという間に終わりますが、いざやってみるとこれがまた手間がかかります。

 

着ぐるみにする場合の基本にして最大の問題点。

【人が着て動く】ということ。

 

 

イラストに忠実に立体にする。

正直これはこれで大変な作業ですが、【人が着て動く】ことを考えて製作するといろんな問題が出てきます。

 

いわゆるゆるキャラって言われるキャラクターの大部分が2頭身程度の比率。

それをただ立体にすると、製作することだけなら問題なく可能ですが、【人が着て動く】ことはまず無理です。

 

せっかく着ぐるみにしたのに、着られても動けなければ着ぐるみにした意味が全くありません。

人体の構造上動かない部分があります。

2頭身のキャラクターを人体に当てはめてみると、全く動けないことがすぐにわかります。

腕や足が怪物くんみたいに伸び縮みすることができるのならいいのですがね。

 

 

着ぐるみを製作する際にクライアントへ話をすることとして、運用面とデザイン面のどちらを重視するか、ということです。

どうしても運用面を重視するとデザイン面に、デザインを重視すると運用面に支障が出ることになります。

見事に反比例してくれます。

 

 

着ぐるみ屋の仕事で一番大事なのは製作すること、職人の腕なのは間違いないです。

しかしそれに勝らずとも劣らず、仕様面の打ち合わせがとても重要。

クライアント様に仕様について理解して頂き、お互いの想いを共有することがとても大事だと思います。

 

 

ヘタするとその打ち合わせだけで2カ月かけることもあるので。

その内容については長くなるので、次のブログで説明します。

 

 

今日はこの後飲みに行くので、もうおしまい。

はよ帰りたいお年頃のおっさんよりお伝えいたしました。

 

ではまたそのうち~