2020.03.11

着ぐるみの春

日常ブログ

こんにちは。

 

あったかいですね、この数日。

さくらも蕾が膨らみ始め、開花までのカウントダウン。

今年はやっぱり早いですね。

 

 

現在フォーカスでは着ぐるみの製作、メンテナンスの作業が山場を迎えております。

毎年のことながら期末時期はとても忙しくなります。

 

イベントの現場についてはほぼキャンセルになりましたが、製作やメンテナンスについては例年通り。

発泡スチロールを素材にしたきぐるみから、エアータイプの着ぐるみへの仕様変更も頂いています。

メンテナンスについては、定期的に頂いているクライアント様より例年通りにご発注もあり、また新しくご依頼頂いたクライアント様の着ぐるみも増えて、これぞ宴たけなわ。

うちの事務所内はお花見ならぬ、【きぐる見】にもってこいの、着ぐるみ百花繚乱状態であります。

 

これより今月の中ごろから末にかけては、着ぐるみの納品まつりが始まります。

近隣の自治体様や企業さんに対しては、私や社長が確認の意味も含めて納品にお伺いします。

梱包を解き、新規製作の着ぐるみについては、着用方法や注意事項を説明します。

メンテナンスについては、ご要望のあった補修個所や汚れの酷い部分の状態を一緒にチェック。

問題がないことを確認して頂いた上で納品となります。

 

遠方の場合は路線便にて納品。

着荷後すぐに確認して頂き内容に問題がないこと、形状や仕様はもちろん、着用時に問題がないかをしっかりとチェックして頂いてご連絡を頂きます。

ご不明な点に関しては電話で対応しますね。

最近はフェイスタイムやラインなどの動画で状況を見ながら説明したりします。

 

 

わたしはこの納品という業務が、一番好きでもあり嫌いでもあります。

嫌いと言うと語弊がありますね、緊張すると言い換えてもいいと思います。

着ぐるみの製作にしても、メンテナンスにしてもクライアント様の思っている出来上がりに対するレベルがあります。

そのレベルに達しているのは最低条件。その程度であればうちでやって頂かなくても、ほかの会社でもいいですもんね。

クライアント様が想っているレベルよりも、1段階、2段階上の仕上がりにして初めて次につながります。

1、2ランク上の仕上がりだと自負して納品にはいくのですが、やはり何度行っても着ぐるみを見て頂くときは緊張します。

 

ホント、仕上がりを見て頂いた時の、担当者の顔が満面の笑みをうかべ、仕上がりに対して感嘆の言葉を頂いた時には、【良かった】と【嬉しい】と【ほっとした】。

ないまぜになった感情がドバっと出てきます。

そんときはこの仕事やっててよかったなあ、としみじみ思います。

 

それにそういうクライアントさんって次の仕事をつくってくれます。

 

知り合いに紹介してくれたり、新しいキャラクターの製作、定期的なメンテナンス作業。

次の次の次まで仕事がつながっていきます。

ホワイトなネズミ講みたいなもんですかね。

ありがたいことにフォーカスの着ぐるみは、そんなつながりでやってきてます。

 

ネットでの検索でもそんなに上位にいるわけでなく、広告をうってるわけでなく。

ホントにありがたいと思っています。

 

こんないい状態を続けていけるよう、しっかり気合い入れて仕事していきます。

 

 

てなことで今日はこれで終わり。

次は着ぐるみの使い方についてお知らせします。

 

ではまたそのうち~