- 2020.05.13
雇用調整助成金
日常ブログ
こんにちは。
皆さまいかがおすごしでしょうか。
今年の弊社はとても穏やかなGW期間を過ごし、GWが明けた今週もいたって平穏な毎日です。
例年のGW期間前には、レンタルのエアー遊具や着ぐるみの出荷、イベント現場運営に向けた準備にてんやわんやし、GWが明けるとGW期間中に使用した遊具や着ぐるみのメンテナンス、倉庫内の整理、次週に向けた準備に追われていましたね。
翻って今年は、緊急事態宣言による自粛要請に伴うイベントの開催自粛の波をモロにうけて、GW期間中は全て休み。
倉庫も事務所もとってもキレイで整理整頓が完璧にできたまま。
着ぐるみの製作やメンテナンスの仕事があるくらいで、汚れたりすることはほぼないですね。
併せて4月からは社員が交代で長期休暇に入っています。
まあ休んだとて遊びに行ける施設も休みだし、ちょいと飲み行こうと思っても19時までのアルコール提供、まあそもそも外出自粛といった状況なのですることもなく、家でゴロゴロしてると嫁さんの怖い目にさらされ余計にストレスがたまる状態。
ブログに関しても就業中ではなく休みの間のヒマつぶし。
ちょっとした手慰みでやってるようなもんです。
そんな状況の中、我々のようなイベント屋の中小企業は(うちなんか極小企業ですが)売り上げが前年比で目も当てられない状態になっています。
給料や家賃等々の固定費もその分減ってくれればまだいいのですが、そこは全く同じだけ必要です。
幸いなことに弊社は社員の給料について、休業中であっても手当てを含めた100%を出してくれています。
家賃については、家主に交渉しましたが取り付く島ナシ。
因業大家なんでね。なんとなくはわかっていたんですがね。
昨年の台風で倉庫のシャッターが吹き飛んだ時も、言を左右にしてのらくらと逃げようとするので、プンプンしてたことを思い出します。
まあそんなところで出てくるのが表題の【雇用調整助成金】
メディアや左派系の政治家さんたち(だけではないですが、特に)から悪評プンプンのヤツです。
①申請書類の作成が難解
②申請書類の用意が煩雑
③申請後の支給が遅い
④支給日額の金額が低い
などなど、まあとりあえずダメダメなシステムだということです。
そんな中、弊社でもやってみました。雇用調整助成金の申請。
結果からいうと無事受理されました。あとは支給されるのを待つばかり。
とりあえずは4月分からで、状況によっては5月、6月と続けて申請をすることも考えています。
貧乏性な会社で社員数も少ないので、社労士さんに依頼すると結構な事務手数料を取られるので、自分たちだけでやってみました。
やってみた感想。
③と④はその通り。
心の底から、もっと金くれ~って思います。
今時8,330円の日給でやってる会社員なんていません。
60%なのはわかってますが、我々のようにほぼ売り上げがなくなった極小企業からすると、固定費をどうするかが一番切迫した事案。
まあ日額の増額を安倍親分が答弁されたので、増えることになるだろと思います。
けどね①と②に関してはちょっとメディアの報道の仕方や、政治家さんたちの言動はいかがなものかと思います。
素人の私たちが厚生労働省のHPをみたり、解説動画を見ながら申請書類を作成し、必要書類を用意し申請することができました。
それもそこまで時間かからなかったですよ。
まあわかりにくいって声を大にしてくれたおかげで、解説動画ができたのかもしれませんが。
連日『難解だ』『作業が煩雑だ』って報道されたりすると、私たち一般人からすると頭からそう思ってしまい、説明の文章や動画を見てもどうせわからない、と思い込み手を付けずそのままになってる会社多いですよ、たぶん。知らんけど。(大阪人なんでとりあえずつけときます)
けどね義務教育を受けた人間が、ちゃんとHPの説明と解説動画を、1回じゃなく数回見直せば誰でもできます。
断言しますよ、誰でもできます。間違いない。知らんけど。
あとハローワークの人たちもしっかり協力して、申請書類の間違えているところなんかをチェックしてくれるので、ほぼノーミスで申請まで行けました。
ハローワークにも専門の職員さんを配置されていたりするし、とても親身に教えてくれてホントに感謝してます。
HPの説明見て https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html、
解説動画を数回見直して https://www.youtube.com/watch?v=EQfBvFVI7as
かかる時間は4~5時間程度。
これは理解力がダチョウ並みに悪い私がかかった時間。
頭がいい人であればもっと短くなると思いますよ。
その程度のものを 難解だ 煩雑だ って言いまくるからみんな二の足を踏むんです。
特に我々のような極小企業の人たちは思っちゃうでしょうね。社労士に頼んだら金かかるし、難解で煩雑なものをしたくないし。
頭からできないって思っちゃいますよ。
中小企業でも数十人以上の規模であれば、そりゃあ大変でしょうし専門家に依頼するのも良いと思いますが、数人から2・30人規模の会社であれば間違いなく自分たちで申請までできます。
影響力のある人が、申請は煩雑だ、難解だということを過剰に発言することで、お金を出したくない人たちの手助けをしていることになりかねない、と思います。
着ぐるみ屋さんが声を大にして今日言いたいこと。
雇用調整助成金の申請は、多少の手間がかかるが、自分たちで申請できる。
以上本日はここで終了。
助成金入ってきたらまたお知らせします。
ではまたそのうち~