2021.04.19

緊急事態宣言前夜

日常ブログ

こんにちは。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

わたしはすこぶる元気でございます。

 

 

キナ臭くなってきましたね、大阪。

GWは1年ぶりに現場で埋まりそうな勢いでしたが・・・

さあどうなるのか。

 

着ぐるみについては例年通りとはいきませんが、それなりにご発注を頂いている状況で、ぼちぼちとやってます。

特に自治体さんの着ぐるみは稼働が少ない状況で、今の間に気になるところの修理や、クリーニングのご発注を頂いております。

 

着ぐるみのメンテナンスについて、弊社では自分たちで造った着ぐるみはもちろんやりますし、他の製作会社さんで造った着ぐるみについても基本的に請けています。

自分のところで造ったものであれば使用している素材はもちろんわかっていますし、製作方法等のことも十分に把握していますので、ほぼどんな内容にも対応は可能です。

 

特にクリーニングについては、洗剤を使用して水洗いができることを前提に、素材や製作方法を考えています。

当然弊社で水洗いすることは可能ですし、お客様自身でクリーニングをして頂くこともできるようになっています。

 

クリーニングの方法やコツなんかは当然ありますが、基本的に手間がかかる、力が必要、時間がかかるといったことです。

手間暇チカラがあれば誰にでも、とまでは言いませんがお客様自身で行って頂くことができるように造っています。

 

色落ちしない生地、クリーニングに耐える縫製方法や素材の接続方法。

まあそのほか諸々の製作上のコツがあります。

 

しかし造るだけでその後のことを考えていない着ぐるみが多いです。

 

例えば換気用送風機も当然弊社では取り外しができるように設置しますが、思った以上に取り外しできない状態で送風機を設置されている着ぐるみが多いです。

そのまま洗うと送風機は間違いなく故障します。

その場合は頭部から送風機をひっぺがし、クリーニングを済ませてからもう一度設置。

その際には取り外しができるようにしておきます。

 

そうなるとクリーニング費用に加えて、その部分の作業費用が別途発生します。

作業に必要な素材費用なんてもんはたかが知れています。

やはりそのほとんどが作業費用、人件費ということになります。

 

製作する時から運用上必要なことを考慮し製作していたらそんなことにはならないんですけどね。

とりあえずご希望の形状に製作したらいいというわけではありません。

 

造った後にどのような場所で、どのような人が、どのような目的でご使用されるのかを考えて製作します。

製作するだけでなくその後の保管方法や、メンテナンスも併せてお客様ができるように。

 

その部分を大事に考えて製作しています。

 

おかげで新規製作はもちろんですが、メンテナンスのお仕事も右肩上がり。ゆるやか~なですけど。

ご紹介いただくことも多く、ホントにありがたいことです。

 

こんな世情ではありますが、ぼちぼちと休み休みやらせて頂けるよう、努力研鑽してまいることをココに宣誓し、これにて本日の営業を終了させて頂きます。

 

明日の緊急事態宣言の内容を想像し、憂鬱になりながら帰宅いたします。

ではまたそのうち~